【今月の健康取材記】

ラジオの健康番組で伺った、専門家のとっておきの話!
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コレステロール仮説の崩壊(3):グルノーブル第一大学医学部心臓栄養部部長・ミッシェル・ド・ロルジュリルさん
 プレスセミナー「コレステロール低下医療と脂質栄養の方向転換」参加報告第3弾は、フランス・グルノーブル第一大学医学部心臓栄養部部長、フランス保健医療研究局特別研究員、フランス科学研究局正規研究員、実験心臓病研究所所長・・・(長い・・・)でいらっしゃる、ミッシェル・ド・ロルジュリル先生!


 ロルジュリル先生の講演は、2008年〜2009年の間に発表されたコレステロール低下薬の臨床試験結果は、いずれもコレステロールの専門家と低下薬産業を落胆させたという報告から始まりました。
 例えば、象徴的な事柄として、2008年の米国心臓病学会(ACC)総会中に、コレステロール低下薬スタチンの中でも最も有効だとされていたロスバスタチン(日本では、クレストールとして販売されている薬)と偽薬を比べて、虚血性心疾患一次予防の効果をみる臨床試験が中途打ち切りとなったことが報道されて騒然となったことが挙げられています。
 つまり、虚血性心疾患を引き起こさない為にコレステロール低下薬を投与するのは当然とされているのに、思うような検査結果が出ないので臨床試験が中止されたわけです。これまでにも、こうした研究者やスポンサーにとって都合の悪い数々の臨床試験が、公に議論されること無く中止されてきたようです。(報告義務を課して規制された今もなお・・・だそうです。)

 この他、更に詳しくお知りになりたい方は、ミッシェル・ド・ロルジュリル先生の著書「コレステロール 嘘とプロパガンダ」(篠原出版新社)¥2300+税 を読んでみてください。

 コレステロール低下薬が必要なのか、又、コレステロール理論を全面的に見直す時が来ているのではないか?とロルジュリル先生は訴えていらっしゃいます。 

 講演の後で、直接お話も伺いました。(英語なので、通訳の方に入って頂いて・・・)
 先ず、これまで使われていた薬の有効性に疑問が生まれた時には、海外ではどんな反応がどんなところで起こるのか聞きたかったのですが、上手く伝わらなかったようです。
「主治医に、薬は飲みたくないとはっきり伝えるべきです。その主治医が理由を理解しなければ、私の前著を読むように薦めてください。」と、ニッコリ。残念ながら、2007年に出版されたその本は、日本語版では出ていないのですが、フランス語タイトルを直訳すると「あなたの主治医にコレステロールは悪くないと言いましょう。薬剤を使わずに治療してくれるでしょう。」・・・だそうです。
 日本では、薬の効果に興味を持っている患者さんは少ないように思えるし、あまり大きなニュースにはなりません(しないという方が正しいかもしれません)よね。一部の被害者の会の方々の血の滲む様な努力の積み重ねで、やっと社会の関心を引く・・・というのが現実ではないでしょうか?

 続いて、聞いてみました。「コレステロールを低下させる必要がないなら、何をどれだけ食べても平気ですか?」
 すると先生は、困った人だ!というような表情で
「それは、いけません。常日頃から、健康を得る為、保持する為の生活習慣を整えるべきです。食生活に限らず!です。
 食生活に関して言えば、日本の人たちはとても残念な間違いを犯しています。あんなに素晴らしい伝統食があるのに、忘れてしまっています。地中海食と同じ様に和食は、とても素晴らしいのに!!」

 あぁ、やっぱり、日本の伝統食を大事にするべきなのですね!?
ハンサムな、そして私の「西洋人!」のイメージにピッタリなロルジュリル先生に、和食の素晴らしさを忘れないように諭されて、神妙になってしまった聖子でした。

 ちなみに、先生は、奥様と小さいお嬢さん同伴で来日されていました。可愛い女の子がフランス語で解説しながらお絵かきしてくれたのですが・・・これまた、西洋の女の子のイメージ通りっ!素敵なご家族でした。
 

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